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設計の妙が創出する年次カレンダーの美

Written on 09/29/2017   By   in ショッピング情報

年に一度、3月1日以外はカレンダーの調整が不要──年次カレンダーは、パテック フィリップによる発明のひとつで、1996年にファーストモデルが誕生した。月の大小を時計が自動で判別するという点では、永久カレンダーと同じ。同社の永久カレンダーが、伝統的なメインレバーで作動させる非連続型であったのに対し、新たに設計された年次カレンダーは動作の大半を歯車が担う設計となっている。

ご覧の通り、日・月・曜日の各表示窓は、ダイアルの外周、時インデックスを置くサークル上に間隔を置いて並べられている。結果、動きが遅い時針でも、3つの表示窓には干渉しない。分針は窓に重なることもあるが、動きが速いため、その時間はせいぜい3分程度と短い。つまり視認性に優れたレイアウトなのである。曜日と月表示の窓は植字の時インデックスに寄り添うように、日付表示窓はインデックスを兼ねる位置にあり、これもまた時刻の読み取りを邪魔せず、デザイン的に整理されてもいて、いささかも込み入った印象を与えない。