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「エナメル仕掛けのワールドタイム」ヴァシュロン・コンスタンタンの芸術

Written on 09/22/2017   By   in ショッピング情報

今年1月のSIHHで発表が控えられたヴァシュロン・コンスタンタンの「トラディショナル・ワールドタイム」が満を持して発表された。世界10本限定で直営ブティックのみの販売となるこの希少なモデルの特徴を見ていこう。ベースとなっているのは2011年に発表された同名のワールドタイムだ。UTCから30分、15分という変則的な時差がある国も合わせて、全37都市を表示。リュウズだけで操作が可能という高い機能性も従来通り。語るべきは文字盤に集約される。複雑な文字盤は3枚のディスクからなり、中央には現行腕時計では採用例が極めて少ないグリザイユ・エナメルによって世界地図が描かれているのだ。下地はブルーの不透明エナメル、そこにオイルで溶いたホワイト・リモージュが重ねられている。針や筆を使って描かれる緻密そのものの作業には20時間以上が費やされ、その間の焼成は10回にも及ぶ。

搭載するムーブメントは自社開発・製造による自動巻きキャリバー2460WT。37都市の瞬時読み取りと、デイ/ナイト表示の組み合わせを実現した有能な機械だ。もちろん、ストップセコンド付きなので正確な時刻合わせが可能。まさに「旅する芸術品」とでも呼びたくなるような傑出した出来栄えだ。