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時計選びのときに知っておきたい!「マニュファクチュール」と「エタブリスール」という時計用語

Written on 09/22/2016   By   in 時計相場

時計業界用語としてしばしば登場する「マニュファクチュール」という言葉は「自社一貫生産」という意味です。厳密にとらえるのであれば、ケースやムーブメントはもちろんネジ1本1本に至るまで全て自社で製造しているという事です。しかし、ここまで厳密に定義する場合は少なく、実際は「外装のデザインだけでなくムーブメントも自社で製造している」という意味で使うことが一般的です。マニュファクチュールの生産スタイルをとるメリットは独自性が発揮できることです。例えば「リューズの位置が変わった場所にあるデザインの時計を作りたい」と考えた場合、一般的なムーブメントを採用するのでは実現できません。ムーブメントから設計する必要があります。この場合でも、マニュファクチュールであれば対応できます。しかし、こだわった作りを実現できる反面、価格が上がってしまうというデメリットもあります。

この対極にあるのが「エタブリスール」という用語です。これは自社の力だけで時計作りをするのではなく、ムーブメントや部品を他メーカーから仕入れて組み立てるという製造スタイルを指します。「餅は餅屋」ということわざもあるように、部品やムーブメントの製造は得意なメーカーに頼ったほうが効率が良いという考え方です。エタブリスールは「分業体制」とも言えますので、標準的な仕様の製品作りに向いています。そのため、マニュファクチュールのように独自性を発揮することは難しくなりますが、価格を抑えた製品作りが可能になります。