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日別: 2016年7月12日

バーゼルワールド2015 現地レポート#9

広いバーゼルワールドの会場を歩き回る日々も今日で最後。取材したブランドは50以上、軽く500本以上の新作時計を見ることができました。実は、10年ぶりのバーゼル取材だったのですが、改めて感じたのは、この時計業界ほど「伝統と革新」に挑み続けているジャンルは他にないだろうということでした。

つきつめて言うと、「正確に時間を知る」というひとつの目的のためだけに、たくさんの人間が膨大な時間と労力と知性を振り絞って、ひとつのモノづくりを行っているのが時計業界です。伝統を知り、守り、挑み、そして未来を作る。それは、世界平和とか全人類の幸福とか、そういった絶対的正義とは無関係の世界です。それでも彼らが時計に注ぎ続ける情熱には、愛おしさを感じずにいられません。

今回は、最終回ということで、そういった過剰なまでの情熱、作り手の思いが感じられる“個性派時計”を5本紹介します。

07/12/2016     0 Comments

ジュネーブで開催中の「バーゼルワールド2015」を訪れている鈴木編集長

今日でバーゼルワールド取材も最終日です。なにしろ根がマジメなもので、時計の話ばかりしてしまいました。もう、時計の話は飽きたぞという皆様のために、バーゼルワールドの会場で出会った美女たちの写真をお届けします。

なにしろバーゼルワールドは、世界最大の時計の祭典です。当然、そこにはヨーロッパ中の美女たちが集い、私たちを迎えてくれます。そのたくさんの美女たちの中から、ホンの一部ではありますが、私のiPhoneに納められたコレクションを公開いたします。

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どうして疲れを感じるのか──体内時計と疲労の関係

人類は、さまざまな創意工夫で時に形を与えようとしてきた。では、ヒトはどのようにして時間を感じるのか──。科学ジャーナリストの舘野佐保が「時の謎」に迫る連載。今回は体内時計と疲労の関係について。

文: 舘野佐保
Photo: AFLO

ワークライフバランス。訳すと、仕事と生活の調和。この表現を耳にするようになってから、ずいぶん時間がたちました。政府は内閣府を中心にワークライフバランスの考えを推奨し、企業も様々な取り組みを導入しています。でも、残業をせずに早く帰宅するだけでは、まだ、バランスとして何か足りない気がしています。

本当の意味でバランスの良い暮らしのためには、身体の疲労感のことも忘れてはなりません。たとえば早く帰宅しても、家事などでフル稼働していると過労になりやすいということもあるでしょう。つい先日に発表されたばかりの科学論文では、体内時計を研究する時間生物学の視点から、慢性疲労の回復を探っています。

疲労感の由来

“疲労感”は、筋肉に疲労物質の乳酸が蓄積する肉体疲労や、インプットする情報過多による脳の疲労など、身体のいろいろな部位からのサインによって感じるのです。また、体内時計がずれたままになってしまうのも、だるさや疲労感が強まる理由のひとつとされています。

時差ぼけは、体内時計のずれとして有名ですね。例えば、東京からミラノへ飛行機で移動すると、到着地ミラノの太陽に脳の主時計はいちはやく反応し、時刻合わせがおきます。その一方で、身体の末梢細胞にある末梢時計は遅れて時刻合わせをしていきますので、体内の時計ぜんぶがミラノ時間になるまで眠気やだるさが続き、時差ぼけになるのです。

昨今、問題視されているのは、社会的時差ぼけと呼ばれる症状。身体を流れる体内時計の時間は、朝型や夜型などひとりひとり異なり、それがクロノタイプと呼ばれることは連載の第2回「体内時計と睡眠の不思議な関係」でお話しました。そのクロノタイプとあまりにかけはなれた暮らしをしていると、体内時計がずれてしまい、時差ぼけのような疲労感が出てしまうのです。

そこで、社会的時差ぼけからくる疲労感をなんとか減らせないかと研究を進めているのが、ドイツのローエンベルク博士を中心としたグループです。彼らは、およそ100名のシフト勤務者について、クロノタイプと勤務時間を徹底的に照らし合わせてみました。

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