最高腕時計のショッピングNavigation

月別: 2016年7月

凍ることで永遠の命を与えられた花々

ユークス・ドットコムとのコラボレーションが実現したデルフィナ・デレトレズ。フェンディ家の4代目として1987年にローマに生まれ、シャネルでの勤務を経て2007年にパリのセレクトショップ「コレット」で初のジュエリーコレクションを発表するなど、はやくからその才能を開花させた。

そんな彼女のコレクションは、“オーガニック(生物)”と“幾何学”のミックスをシグネチャーに、情熱、旅、夢など、デルフィナ自身を象徴するものからつくられているのが特徴。今回のコレクションでも例外ではなく、彼女がウィンターガーデンを散歩しながらインスピレーションを得たといい、氷のようなレジン(樹脂)のなかに花や昆虫が閉じ込められるなど、斬新でグラマラスなものに仕上がった。
アイテムはリングやブレスレット、ネックレス、イヤリング、ブローチなどを展開。凍った花々で彩られている庭園のようなコレクションは、冬と春の絶妙なバランスのなかで、ぴったりと時を止めている。

また、この世界観を垣間見られるショートフィルム『Black Gold』も制作。アメリカ人ディレクターであり、ストップモーション・アニメーターとして活躍するPESと組み、繊細な花や昆虫が想像上の風景のなかでのびのびと動くさまをシュールに描き、コレクションに息吹きを与えた。

「自然とはもっとも高価なジュエリーなのです。少女時代に誰もが纏う始めてのジュエリーは、デイジーの花冠。今回のコレクションは自然や幼少期に遡り、過去からつながる未来のアイテムを纏うものです」と語るデルフィナ・デレトレズ。まるで現代の化石のように時を止めた花や虫たち。凍ることで永遠の命が与えられた、情感豊かなコレクションが完成した。

07/30/2016     0 Comments

ミニマルな背景で素材感と色を際立たせる

ルイ・ヴィトン ウィメンズ・コレクションのあらたなアーティスティック・ディレクターに就任したニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)。期待される彼の初となるウィメンズ・コレクションは今年の3月、パリで発表された。ショーとともに、ルイ・ヴィトンは著名なファッション写真家ユルゲン・テラーを起用し、全12ルックで構成したルックブック「A Dozen Girls」を公開した。

ドイツ出身のユルゲン・テラーは、世界中でグルーブ展や個展を開いている、ファッションフォトグラファとーして著名な存在。さまざまなメゾンの広告ビジュアルを手掛け、雑誌では『W Magazine』『i-D』など、いま最もクールなファッション誌で活躍している。挑発的で大胆な広告作品から、被写体の自然な姿を引き出したファミリー ポートレートまで、幅広い表現力を備えた写真家だ。

    0 Comments

従来の時計展示とはかけ離れたディスプレイも必見

高感度なセレクトショップに特化した、ファッションに近くてもっとクリエイティブな時計をつくろうと、2007年にスウェーデン出身の時計愛好家4人によって立ち上げられたトリワ。ウォッチ業界の体質に風穴を開け、変革を起こすようなブランドをつくりたいというおもいから、「Transforming the Industry of Watches(時計業界に革新を起こす)」の頭文字をとって「TRIWA」と名づけられた。

現代的なデザイン性溢れ、品質の高さを備えた時計は、本国スウェーデンで人気に火がつき、アメリカやヨーロッパ各地でも広く知られる存在に。アーティストのカニエ・ウェストやスウェーデンのマデレーン王女が愛用していることでも知られている。

その人気の秘密は、オリジナリティを追求した素材やデザイン。オーガニックレザーを使ったベルトや、医療用にもちいられる美しい光沢のスチールを使い、細部にまでこだわったクリエイティブなデザインがケースに、そしてベルトに反映されている。

今回、エストネーションでは時計とサングラスを展開。また、従来の時計展示とはかけ離れたディスプレイが繰り広げられるというから見逃せない。

クリエイティブで自由なライフスタイルを送るひとたちのために生み出された革新的なウォッチ。そのこだわりと、洗練された遊び心のあるデザインをぜひエストネーションで確かめてほしい。

    0 Comments

深みのあるレッドが印象的

ラルフ ローレンのブランドアイコンとして知られている馬のモチーフ。欧米の紳士が馬に乗って行う団体競技「ポロ」からインスパイアされたそのエレガントなモチーフは、長年にわたり多くの人びとに親しまれている。今回のラルフ ローレンでは、午年(うまどし)を記念してブランドを象徴するエクストリアン(乗馬)デザインの歴史を見事に捉えた特別なコレクションを制作。

チャイニーズ・ニューイヤーの伝統的な色彩と洗練されたコレクションのなかから厳選され、日本で販売される限定アイテムは、柔らかいナパレザーを使用した「ソフト リッキー」。2005年に発表されたアイコンバッグ「リッキーバッグ」は、19世紀後半に馬の鞍に取り付けて荷物を運ぶために使われたサドルバッグからインスパイアされたデザインが特徴。その名前は、デザイナー ラルフ・ローレンの愛妻でありミューズでもあるリッキー・ローレンにちなんで名付けられた。その特別なバッグが深みのあるレッドカラーで登場。アイテムは、サイズ違いのリッキーバッグ3種類のほかロングウォレットもラインナップ。ラルフ ローレン 表参道とオンラインサイトにて取り扱われる。

07/29/2016     0 Comments

貴婦人たちにとって、時計は自らを彩るアクセサリーだった

時計の着用方法はその時々のファッションと密接な関係があるが、19世紀中ごろの女性にとって、ペンダント・ウォッチはアクセサリーであり、欠かすことのできないファッションアイテムだった。多くの場合、胸元にアクセサリーで装着する。たとえば英国ヴィクトリア女王のペンダント・ウォッチ(2013年12月26日公開)も同様の使い方がされた。

しかしここで紹介しているモデルは、ペンダント・ウォッチが隆盛の時代、1869年ごろに製作されたものにも関わらず、一般的なペンダント・ウォッチと趣を異にしたシャトレーヌ・スタイルが採用されている点が特徴だ。

シャトレーヌとは、美しい装飾を施したメダルを重ねた鎖のことで、鎖の先に時計や香水入れ、鍵、印章などを付け、これを腰に吊るして使用する。これは1700年代に流行した時計の着用方法で、男女を問わず、圧倒的な人気となっていた。100年も前に流行したモデル製作した理由は、当時、クラシックなスタイルが好まれていたためである。

    0 Comments

ミニット・リピーターとプチ・ソヌリを備えたグランド・コンプリケーション・ウォッチ

クロノグラフやムーンフェイズ、年次カレンダーといった機能は、その構造や製作の難しさから複雑時計(コンプリケーション・ウォッチ)と呼ばれている。また永久カレンダー、トゥールビヨン、ミニット・リピーターなどの超複雑機構を備えている時計はグランド・コンプリケーション・ウォッチとされ、最上級の技術を搭載したモデルとなっている。

これら複雑機構は単体でも高度な技術を持つ時計職人のみが製作できるものだが、なかでも製作が難しいとされているのが、時刻を鐘の音で知らせる時打ち機機能の『リピーター』と『ソヌリ』である。リピーターは任意の時間をレバー操作で知らせる機能を持ち、一方、ソヌリは定時になると自動的に時刻を告げる機構を指す。ソヌリには毎正時と15分を打つプチ・ソヌリ、そして毎正時と15分を告げ、15分毎に時間数も打つグランド・ソヌリがある。

このリピーターとソヌリ機構を搭載している懐中時計のひとつが『レグラ公の懐中時計』だ。しかもリピーターは1分単位の時刻も知らせることが可能なミニット・リピーターであり、ソヌリでは、プチ・ソヌリという、ともに超複雑な時鐘機構を備えているのである。

また、この時計の最大の特徴ともいえるのが時を打つ音色の美しさである。低い音から高い音までの違った音階の5つの音を鳴らすことができ、その音を組み合わせてウェストミンスター・チャイムのメロディを奏でることができるのだ。さらにユニークな点は15分を告げる音は、音階の異なるさまざまなパターンで打ち鳴らすことが可能なこと。使う者や音色を聞く者を楽しませようとするエンターテインメント性にも溢れているのだ。これを実現できるのも、パテック フィリップの高い技術力あればこそ、なのである。

    0 Comments